終わるときはいつも

あんなにも しっかりと 握っていた 手のひらも
今はもう つなぎ止めておく 力もなくて
少しずつ 少しずつ 離れてゆく ちぎれてゆく
君は 前を むいたまま 歩いてゆく
僕は 何もできずに ただひとり ぼうぜんと