04 1997.3 風の強い海岸から 夏を過ぎた海岸は風が強くて少し寒くて それでもあなたとここに来たうれしさだけで 波打ち際まで走っていけた スニーカーに染み込んでくる波のことなんか 気にも止めないで あなたとはしゃぐ瞬間だけが 永遠に続けばいいと そうでなくてもせめて もう5分だけ続いてくれたらいいな なんて思ったりもした あたし達 こんなに遠くまで来たんだね