大きな木の下のふたり

君が 会いに来た   僕に 連絡もなしに   突然 駅で待ちあわせて、 大きな木の下 光 漏れる  ベンチで なに話すわけでもなく 黙ったり   ふふ、と笑ってみたり 思い出したように   昔の話とか    あの絵、全部 […]

脱皮

死んでしまったぼくから脱皮したぼくはまるで出来の悪いホラー映画のような歩きかたで外に出る。誰も気づかない。死んでしまったからだ。嘘だ。はじめから誰にもこの存在は知られていない。必要のない人間。だから死んだのだ。ゆらゆらと […]