1996年10月 6日
デーゲーム
今日はとってもいい天気
君が野球を見にいこうなんて
そんなこといいだすなんて
どういうつもりなんだか
河原敷きのグラウンド
シートを広げて おべんとを広げて
風が気持ちいいね
君はどこを見ているの?
バッターボックス立っているのは
僕の知らない人だった
君が指をさして ニコニコとうれしそうに
そういうことなのかな
コンタクトなんか
はりきって入れてくるんじゃなかった
もしかしてさぁ このお弁当って
僕は食べちゃまずいのかな?
妙に気合の入った感じ
・・・天気がいいなぁ
コーヒーでも買ってくるよ
戻ってくるころにはあの人はあそこにいるのかな
君は僕には見せない表情(かお)をするのかな
なんで僕はついていったのかな
なんで僕についてきてっていうのかな
お人好しもここまで来ると バカだよな
ただいま、試合はどうなったの?
勝ったのか、よかったね
あの人が近づいてくる
君は手を振る 僕は空を見上げる
あの人はにこにこしながらやってくる
ココロの準備はしてきたから大丈夫
たぶん、ね
君は僕を指さしてこういったんだ
「あ、紹介するね。こっちが自慢の彼氏のゆうじくん」